Design Philosophy
時の流れに左右されない、
スタンダードな建築を。
奇をてらわない、普遍的で実用的な建築を理想として。和田設計が大切にしている5つの柱と、設計の原則をお伝えします。
Standard, not Trendy
流行のかわりに、
「ふつう」の質を。
家は、何十年と暮らす場所です。流行のデザインは、5年もすれば古びてしまいます。その家を建てるときに「いちばん素直で、いちばん実用的なかたち」を選ぶこと——それが、和田設計の考える「スタンダード」です。シンプルなプロポーション、深い軒、機能の素直な配置。20年経っても色褪せない佇まいは、こうした地味な選択の積み重ねからしか生まれません。
Five Pillars
設計の、五つの柱
時の流れに左右されない、スタンダードな建築
住宅は、建ったその日が完成ではありません。10年、20年、30年と暮らしていくなかで、家族のかたちが変わり、家具が増え、子どもが巣立っていきます。そのすべての時間に静かに付き合える建築であること。流行を追わず、足し算より引き算で考える。これが、和田設計の出発点です。
家のなかに、たくさんの居場所を
リビング・ダイニング・寝室と用途で分けるのではなく、明暗、開放感と落ち着き、人の気配の遠近を組み合わせ、家のなかに「居場所」をいくつも編み込みます。同じ家族でも、こもりたい日と、つながっていたい日があります。それを、間取りで支える設計です。
軒の出を、深く
日本の気候は、夏は強い日差しと湿度、冬は朝晩の冷え、梅雨と秋の長雨があります。深い軒は、これらに対する建築のいちばん素直な答えです。意匠としての美しさだけでなく、外壁を雨から守り、開口部を直射日光から守る——これが、長持ちする家の条件でもあります。
北欧家具に、しずかに寄り添う
ハンス・ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、アルヴァ・アアルト。北欧のマスターピース家具は、何十年経っても価値が下がらない「資産」です。そうした家具が美しく置ける、素直な空間を設計の出発点に置きます。家具と建築の調和は、暮らしの上質を底上げします。
適正価格で、実用的な空間を
装飾を削ぎ落とした設計は、コストの誠実さでもあります。お施主さまの予算に対して、「いちばん大事なところ」へきちんと予算を配分する。シンプルで実用的な間取り、過剰な造作を避けた素直な仕上げ。それが「ちょうどの暮らし」を可能にします。
Working Principles
和田設計の、しごとの原則
対話を、重ねます
はじめのヒアリングから引渡しまで、お施主さまとの対話を何度も重ねます。「やりたいこと」の奥にある「ほんとうに大切なこと」までを、ていねいに掘り下げます。
敷地を、読みときます
高低差、隣家、樹木、風向き、眺望、人通り。敷地が持つ条件は、設計の制約ではなく、その家を「その場所にしかない一邸」にする手がかりです。
素材に、誠実に
木は木、土は土、鉄は鉄。素材を化粧で覆い隠さず、その素直な表情を活かす納まりを心がけます。経年変化を「劣化」ではなく「味わい」に変えていく素材の選び方です。
監理に、責任を
設計が終われば、現場が始まります。週に何度も現場に足を運び、施工者と図面を読み合わせ、納まりを一つずつ確認する。竣工後のお付き合いまでが、建築士のしごとです。