茶房ひとひら 店内

Hitohira Tea House, Miyota

長野県御代田 茶房ひとひら|店舗・2023

CONCEPT

設計コンセプト

長野県御代田町、浅間山を望む高原に建つ小さな茶房(さぼう)です。

店主が長年あたためてきた「一服のお茶と、ひと時の景色を分かち合う場所」というコンセプトを、建築のかたちに翻訳しました。寄棟の落ち着いた屋根と低い軒、土壁と杉板の外装で、まわりの農村風景になじむ佇まいとしています。客席は10席ほど。窓を低く絞り、座ったときの目線で浅間山と高原の植生だけが切り取られて見えるよう設計しました。

厨房・茶室・客席のレイアウトはご店主ひとりで無理なく回せる動線を最優先に、模型と原寸スケッチを重ねながら詰めていきました。素材は土・木・和紙・石を中心に、お茶と菓子の世界観と響き合うしつらえとしています。

茶房ひとひら 高原の佇まい
浅間山を望む御代田の高原に、低く長く佇む茶房。
茶房ひとひら 厨房
ひとりで無理なく回せる、コンパクトな厨房動線。
茶房ひとひら 内観のしつらえ
土・木・和紙・石。お茶と菓子に寄り添う素材で構成。

DATA

建築データ

所在地長野県北佐久郡御代田町
用途茶房(飲食店・茶室併設)
構造・規模木造平屋建て
主な仕上げ外壁:土壁・杉板/内部:和紙・無垢床・石
特徴浅間山と高原の借景/座視点で景色を切り取る低い窓
竣工2023年
設計監理アトリエイエナ建築設計事務所