Concept
明るくて、おおらかで、
凛とした、佇まい。
模型を介して、環境と建築と空間を、共有・検証・創出する。
五つの姿勢が、松田周作建築設計事務所の設計を支えています。
Philosophy
模型を介した、
設計のしごと。
わたしたちは、図面に閉じない設計をめざしています。 敷地の模型、街区の模型、内部空間の模型を何度もつくり、置き換え、検証する。 そのプロセスを、住まい手や使い手と共有することで、はじめて見えてくる空間があります。
わかりやすく、シンプルに。普遍性のあるもの。おだやかな光。素材としての色、色としての素材。 言葉にすれば五つの軸ですが、ひとつの態度の表裏でもあります。
明るくて、おおらかで、凛とした佇まい。 それが、わたしたちが大分・府内町という地でめざしている建築のすがたです。
AXIS — 01
Clear & Simple
わかりやすく、シンプルに
住まい手の暮らしの輪郭が、空間の輪郭と自然に重なること。装飾を増やすのではなく、必要を見極めて削ぎ落とすこと。シンプルさは引き算の美ではなく、暮らしを支える強さです。
AXIS — 02
Universality
普遍性のあるもの
時代や流行に左右されない、長く愛されるかたちを。10年後も、30年後も、住まい手と街並みに静かに馴染んでいくこと。普遍は、地味さとは違います。澄み切った強度のことです。
AXIS — 03
Gentle Light
おだやかな"光"
直射の眩しさではなく、壁を伝い、土間に落ち、天井で反射する光を。大分の気候と敷地の方位を読みとき、季節の移ろいに応じて表情を変える光を、空間の中心に据えます。
AXIS — 04
Color as Material
素材としての"色"
塗装で乗せた色ではなく、その素材が本来もつ色を信じます。杉の木肌、しっくいの白、煉瓦の赤、鉄の黒。素材を選ぶ行為は、そのまま色を選ぶ行為と同義です。
AXIS — 05
Material as Color
色としての"素材"
色を素材として扱うこと。素材を色として扱うこと。両者は表裏一体で、空間に奥行きを与えます。明るくて、おおらかで、凛とした佇まいの建築を、わたしたちは目指しています。
Method
模型と、対話と、素材で、組み立てる
図面の前に、模型を置く。模型の前に、敷地に立つ。
ひとつひとつの工程をていねいに重ねることで、その場所にしかない一邸が生まれます。
Model
模型による対話
図面ではなく、立体の模型を介して環境と建築と空間を共有・検証・創出する。
Site
敷地を読みとく
府内町の街並み、久住の高原、別府の地形。場所が持つ条件を、設計の起点に据える。
Material
本物の素材
杉・檜・煉瓦・鉄・しっくい。歳月とともに表情を増す素材を、納得するまで選ぶ。
Light
おだやかな光
方位と窓の関係を一邸ごとに設計し、季節の移ろいを室内に取り込む。
Closing
五つの姿勢は、
変わらず。
建築は、毎回変わる。
住宅、店舗、商環境、まちづくり。手がける用途はさまざまですが、 わたしたちの姿勢はいつも同じです。模型と対話を重ね、その場所にふさわしい建築を、ていねいに立ち上げていきます。