— ユニット夜勤、3年目の冬
「シフトが、回らないんです。」
初めて電話をくださったのは、宮城県内のあるグループホーム(2ユニット・18床)の施設長さんでした。夜勤専従が2名退職し、常勤7名で月のシフトを埋められなくなった——とのことでした。
まず、夜勤明けに直接お話を。
翌週、夜勤明けの介護職員さん3名に、別室で30分ずつお話を伺いました。「夜勤手当が3年前から据え置き」「16時間夜勤がきつい」「年休が取れない」——率直なお声を、ノートにメモしました。
シフトと、賃金と、両方を直しました。
16時間夜勤を一部廃止し、3交代制と2交代制の併用に再設計。夜勤手当を6,500円→8,500円に増額(処遇改善加算1の上位取得分を充当)。年休5日取得義務を、計画的付与方式で確保。半年後、退職ゼロでした。
— おしまい —