STORIES
利用者さんの物語
数字では伝わらない、在宅の日々
華が寄り添った、それぞれの暮らし
制度の説明や料金の表だけでは、訪問看護の本当の姿は伝わりません。 私たちがこれまでうかがってきたご家庭には、ひとつひとつ違う物語がありました。 その一部を、ご本人・ご家族の許可をいただいて(※サンプルのため内容は架空です)ご紹介します。

「また、外に出られるように」
ひきこもっていた50代男性
うつ病で長く家から出られずにいた50代の男性。服薬も不規則になり、ご家族も関わり方に悩んでいらっしゃいました。
華の看護師は、まず「話を聴くこと」から始めました。
急かさず、責めず、彼のペースを尊重しながら、少しずつ生活リズムと服薬を整えていきました。
半年後、男性は近所のコンビニまで歩いて行けるように。一年後には、週に一度の通院も自分でできるようになりました。
「焦らなくていいんだと思えたら、楽になった」。
心の病とともに暮らす方が、その人のペースで暮らしを続けられるよう支える——これが、私たちの仕事です。

「家族が、息をつけるように」
30代女性とご両親の物語
統合失調症で長期入院ののち退院された30代女性。ご両親はずっと付きっきりで、ご自身たちも疲れ果てていらっしゃいました。
華は週2回の訪問を開始。看護師が彼女と一対一の時間を持ち、服薬・睡眠・幻聴の状態をていねいに観察。
同時に、ご家族にも個別面談の時間をつくり、「どう声をかければいいか」「距離の取り方」「ご自身の休養」までお話しました。
半年後、ご家族から「初めて夫婦で映画を見に行けた」と言葉をいただきました。
ご本人を支えるご家族の暮らしも一緒に支えることが、結果的にご本人の安定にもつながっていきます。

「飲まない一日が、もう一日」
60代男性の1年
アルコール依存症で繰り返し入退院していた60代男性。退院しても自宅で再飲酒してしまう日々が続いていました。
肝機能も低下し、身体面の不安も大きい状態でした。
華は、自助グループへの同行や生活リズムの組み立てに加え、看護師が血圧・体重・栄養状態を毎週観察。
「お薬の話よりも、生活の話を一緒にする」スタンスで関わりました。
時には飲んでしまう日もありましたが、責めず、「次の一日」を一緒に考えました。
「飲まない一日が、もう一日」。
ご本人がそう日記に書ける日が増えてきました。回復は直線ではありませんが、伴走するのが訪問看護の役割です。

「先生にも親にも、言えなかったこと」
中学2年生・15歳の春
中学2年生の春から学校に行けなくなった女の子。心療内科で不安障害と診断されましたが、家でも口数が減り、ご両親もどう接していいか分からなくなっていました。
華の児童思春期担当の看護師は、最初の数回はリビングで雑談をするだけ。
「学校に行こう」「ちゃんとしよう」とは決して言わず、彼女の好きなアニメや音楽の話から始めました。
少しずつ心を開いてくれた彼女は、「お母さんにも先生にも言えなかったこと」を看護師に話してくれるようになりました。
一年後、彼女はフリースクールに通えるようになり、笑顔で「次のステップ」を語れるようになりました。
ご両親も、専門家に頼っていいんだと、ほっとした表情を見せてくださいます。
ご家族からいただいた声
「夜中に不安が強くなったとき、電話一本で看護師さんに繋がる安心感は計り知れません。家族だけで抱えなくていいんだと、ようやく息がつけるようになりました。」
「親には言えないことも、看護師さんには話せたようです。専門家が定期的に来てくれることで、家族の関係も少しずつ落ち着いてきました。」
「報告が早く、丁寧。ご本人の小さな変化もすぐに連絡をくださるので、チームとしてとても動きやすいです。精神科訪問看護で迷ったらまず華さんにお願いしています。」