Concept · つるぎの設計思想

言葉から、かたちに、
なる。

剣山と吉野川の風土、阿波の手仕事、ご家族の暮らしの言葉から、ひとつの住まいを立ち上げる。
なる建築設計室が、設計と監理で大切にしている3つの考えです。

つるぎの家・外観

01

風土と暮らしを読む

つるぎ町・美馬・吉野川流域は、剣山おろしの冷気と、夏の高い湿度・強い日射に向き合う土地です。
敷地の方位・卓越風の向き・川風・近隣集落との関係。
初回の現地調査で土地の気配をじっくり読み解き、その敷地ならではの基本計画を描きます。

見た目だけのデザインではなく、その土地に根ざす一棟として。
徳島の自然と共生する、ながく住み継げる建築を目指しています。

02

夫婦二人の眼で、対話する

一級建築士の友宏と、二級建築士のなつみ。
ご家族の構成、暮らし方、これから先の変化を、ふたつの視点で丁寧に伺います。
建築の論理と、暮らしの実感 — 両方の言葉で対話できることが、ご夫婦運営の小さな事務所の強みです。

初回の打ち合わせでは、図面を描く前に「どう暮らしたいか/どんな店をしたいか」をじっくり伺い、
そこから生まれた言葉が、外観・アプローチ・ディテールへと姿を変えていきます。

家族の暮らし
自然と共生する建築

03

つるぎの手仕事を、住まいへ

つるぎ町・美馬は、阿波藍・地場の木材・伝統建築のうだつの町並みなど、職人の手仕事が今も息づく土地です。
受け継がれてきた素材と技に敬意を払いつつ、現代の暮らしに合うかたちへ翻訳していく。

地元の大工・職人の方々と一緒に、それぞれの現場でいちばん良い納まりを探っていく。
デザイン・使い勝手・ご要望・コストのバランスをとりながら、ものづくりのプロセスをご一緒に楽しみます。

Materials

素材は、地域と暮らしに寄り添うものを。

徳島・四国の杉や桧、無垢の床、漆喰・珪藻土、阿波藍の染色や手仕事、そして家具・インテリアまで。
派手な特注品ではなく、長く触れて美しくなる素材を、予算に合わせて選びます。

無垢の木・自然素材

構造材・床材・造作には、徳島・四国の杉や桧、無垢材を使用。年月とともに色合いと表情が深まります。

漆喰・珪藻土・阿波藍

壁や天井は、漆喰・珪藻土・和紙といった呼吸する素材を提案。アクセントに阿波藍の染色を取り入れることも可能です。

家具・インテリアまで一体に

テーブル・椅子・カウンター・棚まで、建築と一体でデザイン。住まい・店舗の全体の寸法と素材が静かに揃います。