薪ストーブと吹き抜けの家のリビング

WORKS 01

薪ストーブと吹き抜けの家

― CONCEPT

家の真ん中に、火のある暮らし

「冬は家族が一カ所に集まる家にしたい」。ご主人のひと言から、この家の設計は始まりました。 リビングの中心に薪ストーブを据え、その熱が家全体に回るよう、階段と吹き抜けをひと続きの「煙突」のように配置。 2階のどの部屋にいても、ほどよい暖かさと薪の爆ぜる音が届きます。

構造の現しで見せたスギの梁は、棟梁が市場で選んだ地元の山の木。 断熱等性能等級5・耐震等級3を確保しながら、視線が外の雑木林へ抜ける大開口を実現しました。 薪棚と土間収納を勝手口側にまとめ、「火のある暮らし」の家事動線まで作り込んでいます。

無垢床のリビングダイニング
厚み30mmのナラ無垢床。薪ストーブの周囲は土間仕上げに。
木製の造作キッチン
大工造作のキッチン。吊り戸を設けず、吹き抜けへ視線が抜けます。
リビングと続くウッドデッキ
南側のデッキはリビングと同じ床高。夏の夕涼みの特等席です。
深い軒の外観
軒の出は1.2m。夏の高い日差しを遮り、冬の低い光を採り込みます。
― DATA

物件データ

所在地福島県南相馬市
家族構成ご夫婦+お子様2人
構造・規模木造軸組工法 2階建て(耐震等級3)
延床面積105.98㎡(約32坪)
断熱性能断熱等性能等級5/全棟気密測定実施
主な仕上げ床:ナラ無垢30mm/壁:漆喰塗り/構造現し:地元産スギ梁
工期約6ヶ月(地鎮祭〜お引き渡し)
担当設計:設計担当(二級建築士)/棟梁:玉川(五代目)

お施主様より:「初めての冬、薪ストーブひとつで本当に家中が暖かくて驚きました。子どもたちが火の番を取り合っています(笑)。 建て方の日に棟梁が『いい木が当たったよ』と言ってくれたのが忘れられません。」

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